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「おかあさん、なにしてるの?」 |
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「今度新しく建てるお家の間取りを考えてるのよ」 |
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「間取りってなに?」 |
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| 真衣ちゃんたちにはさっぱりわかりません。 |
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「真衣たちのお部屋や、キッチンなんかをお家のどこに置いて、どれくらいの広さにするかを決めることよ」 |
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「わあ。じゃあ真衣は真衣だけのお部屋がほしい。お姫様みたいなベッドもほっし〜い!」 |
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「ぼく、おねえちゃんといっしょのお部屋!」 |
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| 翔太くんも負けずに叫びます。 |
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「はいはい、静かに、静かに。お母さんはね、あなたたちが何をしてるか、すぐにわかっちゃうお家をつくるんだから、フッフッフ。楽しみにしてなさいよ」 |
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| ぽかんとしている真衣ちゃんたちを尻目に、お母さんはまたノートに戻ってしまいました。その顔は真剣そのもの。 |
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「翔太、あっちでおやつ食べよ」 |
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| 真衣ちゃんたちは、お母さんをそっとしておくことに |
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間取りを考える場合まず大切なのは、敷地に対してどう部屋を配置するかということです。太陽の通り道。風の通り道。水回りをどこにもってくるかなどを考えて大まかに配置してみます。これをゾーニングと呼びます。
日当たりのよい場所に、家族が一番長い時間を過ごすリビングを持ってくる。風通しのいい場所に食品収納庫をもってくる。水回りは家事がしやすいように一ヵ所にかためる、などのプランニングが、敷地をよく読むことで実現できます。 |
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| 子どものためを思って作った立派な子ども部屋。ところが子どもはそこに閉じこもりっきりで、いつ帰っていつ出て行ったのかもわからない。こんな悲劇が日本中で起こっています。家は、家族の自然なコミュニケーションの場であるはずです。間取りを考えるときにはぜひ、横のつながり、縦のつながりを大切にしてください。 |
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子ども部屋は小さいうちはひと部屋に、大きくなれば区切って二部屋にできる可変型のものがお勧めです。また、あまり広くしすぎず、眠るだけの部屋にしておけば、自然に家族の居るリビングに集まるようになります。
子どもたちが独立して出て行った後、子ども部屋を趣味のスペースとして使うことを前提にプランニングしておくのもよいでしょう。 |
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